設立時事業方針

“いわき” 複合農業福祉構想の実現に向けて ~ 津波・原発被災地区での地域活性化への貢献

先端農業実証事業での成功例から「スケールアップ」

  • あかい菜園の実証モデル2ha(9億円規模)を展開・拡張
  • 90~160億円規模の”いわきオランダ村”を構想
    ⇒いわき地区で10~20棟(20~40ha)の農業施設を建設

次世代農業ICTで農業の革新を実現

  • 栽培知能成長型「MINORI+(ミノリタス)」等による
    FOAで農業栽培技術を改善(FOA:Flow Oriented Approach)
  • IE/VEのモノつくり技術で農業の品質と生産性向上に貢献
  • 農業施設の抜本的なコストダウンで農業の採算性を革新

参照:スマートアグリ研究会 製品とサービス
http://smart-agri.jpn.org/prod.html
(掲載終了)

市場価値の高いトマトの収穫を実現

  • 今後 需要の伸びが期待できる高収益トマトをベース作物とする
  • これまでのサンシャイントマトしてのブランド価値を
    いわき地区一帯で高める
(背景)
  • 中規模ハウスの老朽化・生産者の高齢化により、
    トマト栽培面積(全国50万ha)は減少、
    輸入が増加(輸入価格300~500円)

参照:あかい菜園 栽培品種
http://akai-tomato.jp/saibai/#hinshu

市場性の確保(出口戦略)

  • 加工型ロジステックスセンターで大量・安定供給と
    定(低)価格を提供
(背景など)
  • トマトは約10万種のレシピがあり料理メニューとして
    増え続けている(参考:米のレシピ:約4万種)
  • 年間を通して大量・安定供給と低コスト(30~50%低減)
    生産方式への対応
  • 大手スーパーのバーティカルマーチャンダイジング志向への
    対応(生産者との直取引を要望)
  • 安定供給、定価格が必要な学校給食や医療食品分野からの
    引き合い増加への対応
  • あかい菜園では直接販売が約20%の増加傾向
参照:野菜ナビ 野菜別ランキング >トマト 輸入
https://www.yasainavi.com/graph/category/ca=8
参考イメージ:『世界のトマト料理フェア』
(THE BAGUS PLACE 2019/10/28-12/1)

施設園芸 の「エネルギー」課題を克服

  • オランダでの農業エネルギー利用技術を活用
  • 廃棄品(トマト栽培の枝・葉や原発地域の雑草など)
    バイオマスエネルギーを活用

医・福、食・農の戦略的な連携を支援

  • 機能性高価値作物、栽培技術、作業改善を推進。
  • 先進事例をソフト・ハードの両面から創出、
    教育指導の横展開を推進。

アクティブシニアの栽培従事を支援

  • 地域包括ケアシステムで生涯にわたって見守り。
  • 地域医療サービス、高齢者住宅、福祉農園などを併設。

アグリ ウェルフェア パークの実現を支援

  • 豊かさと活力に満ちたランドスケープ(風景)を創出
  • 高生産性、収支を実証する設備設計と事業計画の作成
  • 生産品を安定して消費する大規模販売マーケットの開拓と
    投資への参加
  • 事業会社(協賛企業)の募集

地域や自治体への構想提言

  • 地域活性化を支援(津波・原発被災地域)
  • 2haの太陽光型植物工場で50人を雇用、
    全体で500~1000名の雇用を創出。
  • 農業従事の多数の高齢者が安心して健康長寿を持続できる
    「生活の場」を提供

”いわき地区”から日本全国や海外諸国への展開

  • 本事業の成功から全国展開を図り農業の「工業化」を実現
  • 成長が見込める東南アジアでの植物工場の建設、
    生産・運営の「輸出」。